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「世界農業遺産」シリーズ第2弾「山梨県一宮町の桃」販売開始 農家の直売所2023年8月9日

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全国の都市部を中心にスーパーマーケットで「農家の直売所」を運営する農業総合研究所は、国連の国際連合食糧農業機関(FAO)に「世界農業遺産」として認定された山梨県笛吹市一宮町で採れた桃を「山梨県いちのみやの賜物(たまもの)」の名称でブランディングし、販売を始めた。

プレミアムな一宮の桃「山梨県いちのみやの賜物」プレミアムな一宮の桃「山梨県いちのみやの賜物」

同社は日本各地にある「世界農業遺産」の農作物を積極的にブランディングし、スーパーマーケットで展開している。「山梨県いちのみやの賜物」は、今年春に展開した熊本県阿蘇地域のアスパラガス「阿蘇パラ」に続く第2弾。JAふえふきから提供されたプレミアムな桃をブランディングし、首都圏のライフコーポレーションの一部店舗で販売している。

世界農業遺産は、世界的に重要な伝統的農林水産業を営む地域として国際連合食糧農業機関に認定された地域で、世界で24か国78地域。日本では7月時点で、山梨県の峡東地域(山梨市、甲州市、笛吹市)など、15地域が認定されている。

「世界農業遺産」に選定された山梨県の峡東地域は、扇状地の傾斜地で古くから、土壌や地形、気象等に応じた、桃やブドウなど果樹を栽培していり、江戸時代にはすでに果樹の産地として知られていた。

この地域で多く用いられているのが草生栽培。果樹園に生えた雑草などの草を、肥料として用いる栽培方法で、刈り取った雑草を捨てるのではなく、果樹園に残す。刈り取られた草は土壌で微生物によって分解され肥料となる。草生栽培には雨が畑に直接当たるのを防ぎ、草の根が土を保持するなど土壌侵食効果、根による畑の深堀効果がある。また、土づくりには、堆肥や敷き藁などの有機物が必要だが、こうした有機物を外部から搬入する労力もかからない。

この地域では農産物を栽培するだけでなく、約120年前に始まったと言われる観光果実園も発展。多様な文化や祭事とともに、「世界農業遺産」に相応しい世界的にも特色ある地域を形成している。

プレミアムな一宮の桃「山梨県いちのみやの賜物」は、すべて山梨県笛吹市一宮町で栽培された桃。農林水産省の調べによると、桃の生産量・日本一の山梨県でも「特別な桃」だけを「山梨県いちのみやの賜物」と名付け販売。糖度は一般的な桃が10度程度なのに比べ、「山梨県いちのみやの賜物」は12度以上で、「見た目」や「形」も美しいものだけを厳選して提供する。価格は2玉で980円。

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