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2023年野菜の総括 過半数が「トマト」の高騰を実感 タキイ種苗2023年12月7日

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タキイ種苗は11月2日~5日、全国の20~60代の男女400人を対象に「野菜」に関するインターネット調査を行い、今年ならではの野菜の世相を明らかにする「2023年の野菜の総括」として発表。値上がりの象徴になるほどの高価格を感じた「トマト」が、今年の世相を表す野菜に選ばれた。

野菜の値段が高かったと「思う」人の割合は過去最高の89.3%野菜の値段が高かったと「思う」人の割合は過去最高の89.3%

同調査によると、「2023年に食べる機会が多かった野菜」は、「たまねぎ」(60.5 %)が1位、「キャベツ」(57.3%)で2位となり、5年連続のトップ2となった。

野菜価格が高かったと「思う」人は年々約10ポイントずつ増加し、過去最高の89.3%に。物価に広く影響する世界的な情勢に加え、大規模な自然災害の多発もあり、野菜価格は、年々負担感が高まっているとみられる。

一方、5月以降は行動制限が解除されたが、慎重な行動を続けている傾向が見られ、外出の頻度や運動の機会、実店舗での買い物の機会が増えた人が減った人を上回ったにもかかわらず、「自炊の頻度」「おうち時間」についても増えた人が減った人を上回った。

例年に比べて高いと感じた野菜例年に比べて高いと感じた野菜

「内食派」は合計65.5%で、内食では82.1%が、野菜摂取を求めていることがうかがえた。「一部に外食・中食をとり入れて、ほか多くは自身または家族が料理している」を加えると89.8%に上り、約9割が「ほぼ内食派」に該当。内食においては8割以上が、中食・外食においても過半数が野菜の摂取を求めている。

また、今年の世相を野菜に例えると「トマト」、次点は「もやし」という結果。多くの選択肢の中で、唯一10%以上の票を集めたのが「トマト」(11.0%)で、「食べたくても買うのを躊躇するほど値段が高く、今年の物価高を象徴する野菜だった」と言う声が多くみられた。

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