12月においしい「クリスマスいちご」最高金賞は埼玉県加須市「べにたま」日本野菜ソムリエ協会2023年12月21日
日本野菜ソムリエ協会は12月19日、クリスマスシーズンの12月に採れるおいしい『いちご』を決める「第1回クリスマスいちご選手権」を開催。最高金賞は、埼玉県加須市の北川辺いちご部による「べにたま」が選ばれた。
クリスマスいちご 全エントリー34品
「第1回クリスマスいちご選手権」は、全国各地の産地から34品のクリスマスいちごがエントリー。評価員の野菜ソムリエが商品名や産地、生産者情報などをすべて伏せて食味してそのおいしさを味覚評価で審査し、評価員全員の合計点数によって最高金賞1品、金賞1品、銀賞1品、銅賞3品各賞などを決めた。
最高金賞の「べにたま」は、埼玉県育成品種で、来シーズンの本格出荷に向け3年目の試験販売が始まった。収穫始めから濃厚な甘みと、さわやかな酸味で飽きの来ない食味。北川辺いちご部では高品質、食味重視の化学農薬に頼らない栽培を目指している。評価員からは「甘みは強いが、味が引き締まっていておいしい」「酸味が少なめで強い甘みを感じる。香りも良く歯触りも良い」と評された。
前シーズンのいちご選手権は2月のみの開催だったが、収穫時期が冬から初夏にかけて長いいちご農家の要望に応え、今シーズンは時期を分けて2回の開催。今回は、年内のいちごを「クリスマスいちご」と位置付け、特別企画として開催した。「第2回全国いちご選手権」は、2024年2月7日の開催で現在エントリー受付中。
最高金賞の「べにたま」北川辺いちご部
◎「第1回クリスマスいちご選手権」結果
<最高金賞>
・べにたま(北川辺いちご部/埼玉県加須市(旧北川辺地区)
<金賞>
・あまつおとめ「よつぼし」(津インターファーム/三重県津市)
<銀賞>
・とちあいか(小島農園/栃木県真岡市)
・lipの幸せ古都華(lip Berry Garden 上平和真/奈良県五條市)
<銅賞>
・とちあいか(ストロベリー工房Hosoyaいちご/栃木県真岡市)
・あまりん(株式会社 和銅農園/埼玉県秩父市)
・あまりん(水野農園/埼玉県加須市)
<入賞>
・恋姫(株式会社 苗香屋/長野県伊那市)
あまつおとめ「スターナイト」(津インターファーム/三重県津市)
・佃農園のこだわり完熟古都華』(佃農園/奈良県大和郡山市)
・佃農園のこだわり完熟奈乃華(佃農園/奈良県大和郡山市)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(138)-改正食料・農業・農村基本法(24)-2025年4月19日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(55)【防除学習帖】第294回2025年4月19日
-
農薬の正しい使い方(28)【今さら聞けない営農情報】第294回2025年4月19日
-
若者たちのスタートアップ農園 "The Circle(ザ・サークル)"【イタリア通信】2025年4月19日
-
【特殊報】コムギ縞萎縮病 県内で数十年ぶりに確認 愛知県2025年4月18日
-
3月の米相対取引価格2万5876円 備蓄米放出で前月比609円下がる 小売価格への反映どこまで2025年4月18日
-
地方卸にも備蓄米届くよう 備蓄米販売ルール改定 農水省2025年4月18日
-
主食用МA米の拡大国産米に影響 閣議了解と整合せず 江藤農相2025年4月18日
-
米産業のイノベーション競う 石川の「ひゃくまん穀」、秋田の「サキホコレ」もPR お米未来展2025年4月18日
-
「5%の賃上げ」広がりどこまで 2025年春闘〝後半戦〟へ 農産物価格にも影響か2025年4月18日
-
(431)不安定化の波及効果【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年4月18日
-
JA全農えひめ 直販ショップで「えひめ100みかんいよかん混合」などの飲料や柑橘、「アスパラ」など販売2025年4月18日
-
商品の力で産地応援 「ニッポンエール」詰合せ JA全農2025年4月18日
-
JA共済アプリの新機能「かぞく共有」の提供を開始 もしもにそなえて家族に契約情報を共有できる JA共済連2025年4月18日
-
地元産小粒大豆を原料に 直営工場で風味豊かな「やさと納豆」生産 JAやさと2025年4月18日
-
冬に咲く可憐な「啓翁桜」 日本一の産地から JAやまがた2025年4月18日
-
農林中金が使⽤するメールシステムに不正アクセス 第三者によるサイバー攻撃2025年4月18日
-
農水省「地域の食品産業ビジネス創出プロジェクト事業」23日まで申請受付 船井総研2025年4月18日
-
日本初のバイオ炭カンファレンス「GLOBAL BIOCHAR EXCHANGE 2025」に協賛 兼松2025年4月18日
-
森林価値の最大化に貢献 ISFCに加盟 日本製紙2025年4月18日