農研機構と共同育成 いちご新品種 「アオハルカ」全国の店舗で商品化 青木商店2024年2月6日
株式会社青木商店と、農研機構は、いちご新品種「af01」を共同で育成。この新品種は、両者が2018年から育成を進めてきたもので、青木商店は、「af01」をオリジナルいちご『アオハルカ』(商標出願中)として全国で展開するジュースバー事業やフルーツタルト&カフェ事業のジュースやスムージー、フルーツタルト等の商品に使って販売する。また、フルーツショップ事業でも期間・店舗限定で生果を販売する。
農研機構と共同開発したオリジナルいちご『アオハルカ』
青木商店と農研機構九州沖縄農業研究センターは共同で、2018年から加工適性に優れ、かつ多収性を有したいちご品種の育成を進めてきた。その結果、良食味でビタミンC含量が豊富で高い抗酸化活性を有する新品種の育成に成功。2021年11月、「af01」として品種登録出願を行った。
『アオハルカ』については、これまで2年間の調査から、特にビタミンC 含有量は、一般的ないちごが生果100g当たり62 mgに対し、97mg (1月収穫分調査)とおよそ1.5倍含まれる。また、青木商店による2023年12月調べでは、一般的ないちごと比べて葉酸は1.1倍、食物繊維は1.21倍含まれていた。
青木商店は今年創業100周年の節目を迎えるにあたり、農研機構と共同育成した「af01」に『アオハルカ』と命名。青木商店の「アオ」の文字と、この美味しいいちごが遥か(ハルカ)彼方、日本中の人たちに食べて欲しい、という思いを込めて名付けられた。今後は、両者の知見を結集したブランドいちごとして広めていく。
農研機構と共同開発したオリジナルいちご『アオハルカ』
同社が東京ミッドタウンで出店する「FRUITS IN LIFE」では、アオハルカをたっぷり使った贅沢なスムージー『至高アオハルカ』(1200円・税別)を販売。また、自由が丘の新しい商業施設「JIYUGAOKA de aone」内にオープンした「一果房」では、アオハルカを使ったオリジナルパフェ『一果のパフェ』(1100円・税込)のほか、フレッシュジュース『旬の一果』(600円・税込)、フルーツゼリー『ふるか』(600円・税込)等を販売。このほか、フルーツタルト&カフェ専門店「フルーツピークス」では、『オーシャンベリーとアオハルカのズコット』(1300円・税別)を横浜ポルタ店1周年記念に合わせて店舗限定・期間限定で販売する。さらに、フルーツ専門店「フルーツショップ青木」では店舗・期間限定で、『アオハルカ』(税込550円~)の生果を1粒から販売する。
重要な記事
最新の記事
-
新春特別講演会② 地域のつながり大切に 全国こども食堂支援センター・むすびえ理事長 湯浅誠さん2025年2月6日
-
米の生産目安「各県で需要動向分析を」山野JA全中会長2025年2月6日
-
【特殊報】マンゴーにリュウガンズキンヨコバイ 農作物で初めて発生を確認 沖縄県2025年2月6日
-
JAいるま野DX事例公開! 受注業務の手入力をAI-OCRに切り換え「38人→4人」の省人化を実現 PFU2025年2月6日
-
飼料用米 地域実態ふまえ政策位置づけを 食農審企画部会2025年2月6日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】米価高騰の議論で見落とされていること2025年2月6日
-
シャインマスカット栽培の課題解決へ「ハウスぶどう防除研究会」岡山で開催 JA全農2025年2月6日
-
かんきつ栽培の課題解決へ「ハウスみかん防除研究会」岡山で開催 JA全農2025年2月6日
-
フルーツ王国ふくしま「ゆうやけベリー・県産いちご」収穫フェア JA東西しらかわ直売所で開催2025年2月6日
-
丸全昭和運輸、シンジェンタジャパン及び三井化学クロップ&ライフソリューションと共同配送に向けた検討を開始2025年2月6日
-
特定外来生物ナガエツルノゲイトウ 水稲移植栽培での除草剤による防除技術を開発2025年2月6日
-
外食市場調査12月度市場規模は3563億円 コロナ禍前比88.2%で2か月連続後退2025年2月6日
-
佐野プレミアム・アウトレットで栃木県産のいちごフェア開催 いちご大使のコリラックマも登場 JA全農とちぎ2025年2月6日
-
豆腐づくりの原点に返った「職人(クラフト)豆腐」新発売 温豆乳を使用する新製法開発 アサヒコ2025年2月6日
-
岐阜、福島、静岡のこだわり"いちご"でパフェやデザート 「資生堂パーラー銀座本店サロン・ド・カフェ」の2月限定メニュー2025年2月6日
-
鳥インフル 米サウスダコタ州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年2月6日
-
鳥インフル ポーランドからの家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年2月6日
-
トラクタ、コンバイン、乗用全自動野菜移植機を新発売 クボタ2025年2月6日
-
農業・観光・教育の機能備えた再エネ発電所建設へ クラファン第2期開始 生活クラブ2025年2月6日
-
日本最大級「パンのフェス」関西初上陸 大阪で3月開催 出店第1弾発表2025年2月6日