宮城県大郷町 地元植物工場で生産した「豆苗」学校給食に初登場 村上農園2024年3月15日
発芽野菜を生産・販売する村上農園は、宮城県大郷町に東北エリア初の生産センター「宮城大郷生産センター」を2023年6月に新設。同センターで生産した発芽野菜「豆苗」が3月4日、大郷町内の大郷小学校と大郷中学校の給食に初めて登場した。
豆苗入りスープを食べる大郷小学校の児童
大郷町では、子どもたちに地元の食材を食べてもらおうと、米や野菜などの大郷町産食材を毎日給食に使用している。この日の給食では、スープに使われた豆苗、ごはん、五目きんぴらの枝豆が大郷町産の食材だった。
豆苗はほのかな豆の香りとシャキシャキした食感が特徴で、子どもの成長に欠かせないビタミン類やタンパク質が豊富な野菜。畑ではなく植物工場で生産され、天候の影響を受けることがないため、高品質な豆苗を1年中安定して出荷できる。2023年6月に大郷町に国内最大規模の発芽野菜専用植物工場が誕生してからは、宮城県をはじめ、東北地域へ、これまで以上に新鮮な豆苗を届けている。
町内産の豆苗が大郷町の給食に使用されるのは今回が初めて。児童らは、「シャキシャキしていてとってもおいしかった」「自分の町で作られたものを食べられるのがいいと思う」と、地元産の豆苗を楽しみながら給食を食べた。村上農園は今後も宮城県、大郷町と連携し、食育や地域振興の活動を続ける。
3月4日の献立「ごはん、ささみチーズフライ、五目きんぴら、大郷産豆苗入り玉子スープ」
重要な記事
最新の記事
-
米農家(個人経営体)の「時給」63円 23年、農業経営統計調査(確報)から試算 所得補償の必要性示唆2025年4月2日
-
移植水稲の初期病害虫防除 IPM防除核に環境に優しく(1)【サステナ防除のすすめ2025】2025年4月2日
-
移植水稲の初期病害虫防除 IPM防除核に環境に優しく(2)【サステナ防除のすすめ2025】2025年4月2日
-
変革恐れずチャレンジを JA共済連入会式2025年4月2日
-
「令和の百姓一揆」と「正念場」【小松泰信・地方の眼力】2025年4月2日
-
JAみやざき 中央会、信連、経済連を統合 4月1日2025年4月2日
-
サステナブルな取組を発信「第2回みどり戦略学生チャレンジ」参加登録開始 農水省2025年4月2日
-
JA全農×不二家「ニッポンエール パレッティエ(レモンタルト)」新発売2025年4月2日
-
姿かたちは美しく味はピカイチ 砂地のやわらかさがおいしさの秘密 JAあいち中央2025年4月2日
-
県産コシヒカリとわかめ使った「非常時持出米」 防災備蓄はもちろん、キャンプやピクニックにも JAみえきた2025年4月2日
-
霊峰・早池峰の恵みが熟成 ワイン「五月長根」は神秘の味わい JA全農いわて2025年4月2日
-
JA農業機械大展示会 6月27、28日にツインメッセ静岡で開催 静岡県下農業協同組合と静岡県経済農業協同組合連合会2025年4月2日
-
【役員人事】農林中金全共連アセットマネジメント(4月1日付)2025年4月2日
-
【人事異動】JA全中(4月1日付)2025年4月2日
-
【スマート農業の風】(13)ロボット農機の運用は農業を救えるのか2025年4月2日
-
外食市場調査2月度 市場規模は2939億円 2か月連続で9割台に回復2025年4月2日
-
JAグループによる起業家育成プログラム「GROW&BLOOM」第2期募集開始 あぐラボ2025年4月2日
-
「八百結びの作物」が「マタニティフード認定」取得 壌結合同会社2025年4月2日
-
全国産直食材アワードを発表 消費者の高評価を受けた生産者を選出 「産直アウル」2025年4月2日
-
九州農業ウィーク(ジェイアグリ九州)5月28~30日に開催 RXジャパン2025年4月2日