果実にあてるだけで糖度を測定 光センサーシリーズに「オレンジ」登場 アタゴ2024年4月25日
株式会社アタゴは、非破壊糖度計光センサー「PAL-光センサー」シリーズに新たにオレンジ用を発売。現在、先行予約を受け付けている。
オレンジは、表面にハリ・艶がある、ヘタが枯れていない、皮がフカフカになっていないなど、収穫の見極めは、視覚や触覚の判断を頼りにする以外にないが、光センサーは、1秒の測定をプラスすることで、客観的数値による、より精確な収穫時期の見極めを可能にする。
PAL-光センサー42(オレンジ)
「PAL-光センサー」は、皮をむかずに測定ができるため全数検査が可能。糖度測定のために皮を「剥く」、「絞る」というわずらわしさを解消し、測定した果実をそのまま出荷できる。電池駆動でコードレス、ポケットに入るサイズで、梯子にのぼって収穫するような高い場所になっているオレンジも難なく測定できる。測定方法は、果実を測定部に密着し、スタートボタンを押すだけ。「ピピッ」という音とともに糖度が表示される。
オレンジといっても、甘味と酸味のバランスはさまざまで、一番おいしいと感じるバランスにするため、農家は様々な工夫を凝らしている。糖度が高ければ良いとわけではなく、酸とのバランスも考えたうえで、適切な糖度になっていることが重要だ。また、植え付ける場所によって、日に当たっている時間に差が出たり、土質、品種、天候によって、水分ストレスが変わったりするため、収穫後はもちろん、生育中に糖度を測定することで、収穫、販売、出荷の計画の参考にできる。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(130)-改正食料・農業・農村基本法(16)-2025年2月22日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(47)【防除学習帖】第286回2025年2月22日
-
農薬の正しい使い方(20)【今さら聞けない営農情報】第286回2025年2月22日
-
全76レシピ『JA全農さんと考えた 地味弁』宝島社から25日発売2025年2月21日
-
【人事異動】農林中央金庫(4月1日付)2025年2月21日
-
農林中金 新理事長に北林氏 4月1日新体制2025年2月21日
-
大分いちご果実品評会・即売会開催 大分県いちご販売強化対策協議会2025年2月21日
-
大分県内の大型量販店で「甘太くんロードショー」開催 JAおおいた2025年2月21日
-
JAいわて平泉産「いちごフェア」を開催 みのるダイニング2025年2月21日
-
JA新いわて産「寒じめほうれんそう」予約受付中 JAタウン「いわて純情セレクト」2025年2月21日
-
「あきたフレッシュ大使」募集中! あきた園芸戦略対策協議会2025年2月21日
-
「eat AKITA プロジェクト」キックオフイベントを開催 JA全農あきた2025年2月21日
-
【人事異動】農林中央金庫(4月1日付、6月26日付)2025年2月21日
-
農業の構造改革に貢献できる組織に 江藤農相が農中に期待2025年2月21日
-
米の過去最高値 目詰まりの証左 米自体は間違いなくある 江藤農相2025年2月21日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】有明海漁業の危機~既存漁家の排除ありき2025年2月21日
-
村・町に続く中小都市そして大都市の過疎(?)化【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第329回2025年2月21日
-
(423)訪日外国人の行動とコメ【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年2月21日
-
【次期酪肉近論議】畜産部会、飼料自給へ 課題噴出戸数減で経営安定対策も不十分2025年2月21日
-
「消えた米21万トン」どこに フリマへの出品も物議 備蓄米放出で米価は2025年2月21日