青森特産 熟成黒にんにく農家支援 担保付ローンファンド公開 キャピマ2024年5月29日
貸付型クラウドファンディングプラットフォーム「CAPIMA(キャピマ)」を運営するアバンダンティアキャピタルは、「熟成黒にんにく農家」を支援する担保付ローンファンドを公開。同ファンドは5月23日に募集を始め、4時間半で目標金額の1400万円を達成したが、抽選募集のため5月30日24時まで引き続き募集している。
青森県産のにんにくは、厳しい冬の寒さで本来の活力が引き出され、甘みがあるのが特徴。雪の下で十分な栄養分を蓄え、春の雪解けとともに一気に成長することで、高糖度で身が締まった大粒のにんにくに育つ。さらに、化学的な添加物は一切使わずに、その良質なにんにくを一定の温度と湿度の下で数週間以上の熟成発酵させることで、黒くなり味や栄養素が変化したものが「熟成黒にんにく」となる。
一般的に黒にんにくは、農家が黒にんにくの元になるにんにくを栽培し、食品加工会社が製造するが、小笠原農園では、栽培から製造まで自社で一貫して手がけている。にんにくの栽培は1年で1度しか収穫できず、収穫までに8〜9か月を要するなどとても手間がかかる野菜。加えて小笠原農園では、黒にんにくに適した糖度の強いにんにくを栽培するため、有機肥料を中心として植え付けし収穫まで低農薬で栽培している。栽培から熟成まで愛情と手間をかけ、これまでにないフルーツのような甘さの熟成黒にんにくを作っている。
同ファンドは、黒にんにくの売上を拡大・収益性を改善するために必要な資金を供給することで、安定的な経営基盤を築くことを目的としている。
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