さつまいも・オブ・ザ・イヤー受賞の「紅はるか」ふるさと納税で先行予約開始 京丹後市2024年5月29日
京都府京丹後市は5月28日、「さつまいも・オブ・ザ・イヤー」を受賞した、同市峰山町にある竹田農園が栽培するサツマイモ「紅はるか」の先行予約をふるさと納税で開始。楽天ふるさと納税、ふるなび、ふるさとチョイスなど8サイトで受け付けている。
京丹後市は京都府内最大の農業生産地で、約500ヘクタールの国営開発農地では根菜類を含む野菜を栽培。特にサツマイモは、品種の違いだけでなく、山間のやや粘土質や海沿いの砂地など育つ場所によっても味に変化がある。
竹田農園では、丹後の山に囲まれた約3ヘクタールの農地できれいな冷たい山水によってさつまいもを栽培。農薬や肥料は極力使わず、サツマイモの生命力を引き出して本来の力で甘くなるよう一つ一つの苗の育ち方をみながら丁寧に育てている。また、畝を高くして水捌けをよくすることで夏期の水やりの回数を増やして地温を下げるなど独自の工夫をこらし、収穫したサツマイモは10〜13度に管理した貯蔵庫で2か月以上じっくり熟成させて甘味を引き出している。
丁寧に育てているさつまいもの圃場
さつまいも・オブ・ザ・イヤーの紅はるか部門で1位を受賞した竹田農園の竹田克寛さんは「一生懸命サツマイモに向き合って生産してきており、そこが評価されたことがうれしい。京丹後はサツマイモだけでなく根菜類を含めておいしい野菜ができやすい環境があるとので、これからもいろんな野菜を作り続けていきたい。まだ食べたことのない方はぜひ食べて欲しい」と話している。
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