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3月14日を「蚕糸の日」に制定 日本記念日協会に登録 大日本蚕糸会2024年12月16日

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大日本蚕糸会は、3月14日を「蚕糸(さんし)の日」を制定し(一社)日本記念日協会に登録した。これを記念して記念講演会を開催。また、3月を「蚕糸月間」として関連イベントを募集する。

大日本蚕糸会は、3月14日の「蚕糸の日」を広く周知することで、蚕糸業が近代日本の発展に貢献してきた歴史や蚕糸業の文化的な重要性を訴える機会とする。具体的には、蚕糸業関係者が「蚕糸の日」に日本の養蚕・絹の歴史について広報するほか、国産絹製品に関するプロモーションを通じて養蚕の振興、絹の伝統文化の継承を推進する。

「蚕糸の日」の制定を記念して行われる記念講演会は、永年にわたり蚕糸絹業の振興発展に貢献し、令和6年度蚕糸功績賞を受賞した秋山眞和氏(綾の手紬染織工房創設者)と新保博氏(元蚕糸科学技術研究所長)を招いて開催する。

また、3月を「蚕糸月間」とし、日本の蚕糸業について理解を深められるイベントや国産繭・生糸の付加価値向上などの取組を関連イベントとして募集し、同会のホームページで公開する。応募は、①イベントのタイトル、②イベントの内容、③主催者、④連絡先を記載し、2025年2月14日までに応募先メールアドレス(shinkobu@silk.or.jp)へ連絡を。

「蚕糸の日」の日付の由来は、旧暦の3月14日が宮中御養蚕が始まった日であること。また、昭憲皇太后(明治天皇の皇后)が宮中御養蚕を始めた明治4年の第1回の「掃立日」に由来する。掃立は、卵から孵化した蚕を飼育場所(蚕座さんざ)に羽ぼうきで掃き下ろす飼育開始の作業。

◎記念講演会開催概要
日時:2025年3月14日(時間未定)
場所:蚕糸会館(東京都千代田区有楽町1-9-4)

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