大田市場初競り 山形県産さくらんぼ「佐藤錦」過去最高値150万円で落札 船昌2025年1月7日
青果で老舗仲卸の船昌は1月5日、東京都中央卸売市場大田市場で開かれた青果の初競りで、6年連続で山形県産さくらんぼ「佐藤錦」1箱500g入りを過去最高値の150万円で落札した。
150万円で落札された「佐藤錦」(中央)
新年最初の競りとして話題となる競売品の中でも特に注目を集めるさくらんぼ「佐藤錦」は、山形県天童市の温室ハウスで初競りに間に合うよう特別に栽培され、日本で最も早く出荷された稀少なさくらんぼ。同社は、「生産者、流通業界、消費者など食に関わるすべての人が活気あふれる一年を過ごせるように」という思いを込めて、2020年から6年連続でこの「佐藤錦」を落札しており、今年は昨年の140万円を上回る価格で落札した。
同社の関野裕社長は「本年は、より一層産地との連携を深め、生産者の皆さまと共に課題に取り組みながら、消費者の皆さまに、安心安全な青果物を日々安定してお届けしていきたい。また、山形県にさくらんぼや西洋なしなどの苗木が植えられてから150年という節目の年『やまがたフルーツ150周年』を記念し、敬意と感謝の思いを込めるとともに、今後のさらなる発展への願いも込めさせていただきました」とコメントしている。
今回の初競りで競り落とした「佐藤錦」は、1月5日から、同社が手がける東京・表参道のレストラン「DEK」で、数量限定のスペシャルスイーツとして販売している。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(130)-改正食料・農業・農村基本法(16)-2025年2月22日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(47)【防除学習帖】第286回2025年2月22日
-
農薬の正しい使い方(20)【今さら聞けない営農情報】第286回2025年2月22日
-
全76レシピ『JA全農さんと考えた 地味弁』宝島社から25日発売2025年2月21日
-
【人事異動】農林中央金庫(4月1日付)2025年2月21日
-
農林中金 新理事長に北林氏 4月1日新体制2025年2月21日
-
大分いちご果実品評会・即売会開催 大分県いちご販売強化対策協議会2025年2月21日
-
大分県内の大型量販店で「甘太くんロードショー」開催 JAおおいた2025年2月21日
-
JAいわて平泉産「いちごフェア」を開催 みのるダイニング2025年2月21日
-
JA新いわて産「寒じめほうれんそう」予約受付中 JAタウン「いわて純情セレクト」2025年2月21日
-
「あきたフレッシュ大使」募集中! あきた園芸戦略対策協議会2025年2月21日
-
「eat AKITA プロジェクト」キックオフイベントを開催 JA全農あきた2025年2月21日
-
【人事異動】農林中央金庫(4月1日付、6月26日付)2025年2月21日
-
農業の構造改革に貢献できる組織に 江藤農相が農中に期待2025年2月21日
-
米の過去最高値 目詰まりの証左 米自体は間違いなくある 江藤農相2025年2月21日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】有明海漁業の危機~既存漁家の排除ありき2025年2月21日
-
村・町に続く中小都市そして大都市の過疎(?)化【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第329回2025年2月21日
-
(423)訪日外国人の行動とコメ【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年2月21日
-
【次期酪肉近論議】畜産部会、飼料自給へ 課題噴出戸数減で経営安定対策も不十分2025年2月21日
-
「消えた米21万トン」どこに フリマへの出品も物議 備蓄米放出で米価は2025年2月21日