大阪市場で全国トップシェア「長崎いちご」PRイベントを大阪市中央卸売市場で初開催2025年1月29日
JA全農ながさきは1月30日、大阪市中央卸売市場本場で、長崎いちごのブランド向上と販売促進を目的としたPRイベントを初めて開催する。当日は午前7時30分から、卸売業者、仲卸業者、小売店舗バイヤーを対象に、長崎いちごの試食や説明会を実施。さらに、大石賢吾長崎県知事も現地で、関西地域にその美味しさや魅力をアピールする。
長崎県産いちご「ゆめのか」
長崎県は全国有数のいちご産地で、農業産出額は全国第4位(出典:農林水産省「2023年農業統計」)。県内では、大粒でジューシーな「ゆめのか」や、芳醇な香りが特徴の「恋みのり」など、多様な品種が栽培されている。いちごの流通が始まるのは11月中旬頃からで、クリスマスやバレンタインに人気を集めるが、いちごの本来の旬は春で2月中旬から3月にかけて、最も美味しい時期を迎える。
大阪府内の卸売市場(大阪市中央卸売市場本場・東部市場、大阪府中央卸売市場北部市場)におけるいちごの取扱量で、長崎のシェアはトップ。全国から届くいちごの約3割が長崎県産で、関西各地のスーパーや小売店へと供給されている。
今シーズンは温暖な気候に恵まれ、長崎いちごの生育状況も良好。2月から3月には関西のスーパーや百貨店で試食会などのイベントが予定されており、消費者にとって長崎いちごの魅力を直接体験できる機会となる。
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