きのこ未利用部位など活用したエキス ホクトと共同開発 理研ビタミン2025年2月18日
理研ビタミンはホクトと共同で、ブナシメジの未利用部位や規格外品を活用したきのこエキスを開発し、2024年11月に特許を取得した。開発したエキスは理研ビタミン商品の自社原料として使われており、今後さらに拡大を図る。
原料となるブナシメジ(イメージ)
ホクトはきのこの研究開発・生産・販売まで携わる国内最大手の「きのこ総合企業グループ」で、海外にも進出。理研ビタミンは、「天然物の有効利用」をポリシーに、食品・改良剤・ヘルスケアの3分野での製品群をBtoC、BtoB両面で展開している。
開発したエキスを使用した商品
「わかめ」「きのこ」と健康イメージの高い食材をそれぞれに主要製品として持つ両社は、以前から研究開発面での交流を続ける中、ホクト社がブナシメジを生産する際に出る未利用部位や規格外品を理研ビタミンの技術でエキスに加工できないかと考え、2018年に共同開発をスタート。その後製法を確立し、2024年には特許(特許第7588471号)を取得した。理研ビタミンは、既に開発したエキスを複数の自社商品に使用しており、独自原料としてさらに拡大を図る。
重要な記事
最新の記事
-
トランプ関税で米国への切り花の輸出はどうなる?【花づくりの現場から 宇田明】第58回2025年4月24日
-
三島とうもろこしや旬の地場野菜が勢ぞろい「坂ものてっぺんマルシェ」開催 JAふじ伊豆2025年4月24日
-
積雪地帯における「麦類」生育時期 推定を可能に 農研機構2025年4月24日
-
日本曹達 微生物農薬「マスタピース水和剤」新たな効果とメカニズムを発見 農研機構2025年4月24日
-
適用拡大情報 殺菌剤「バスアミド微粒剤」 日本曹達2025年4月24日
-
倍率8倍の人気企画「畑でレストラン2025」申込み開始 コープさっぽろ2025年4月24日
-
農業・食品産業技術開発の羅針盤「農研機構NARO開発戦略センターフォーラム」開催2025年4月24日
-
雪印メグミルク、北海道銀行と連携「家畜の排せつ物由来」J-クレジット創出へ酪農プロジェクト開始 Green Carbon2025年4月24日
-
山椒の「産地形成プロジェクト」本格始動 ハウス食品など4者2025年4月24日
-
絵袋種子「実咲」シリーズ 秋の新商品9点を発売 サカタのタネ2025年4月24日
-
『花屋ならではの農福連携』胡蝶蘭栽培「AlonAlon」と取引 雇用も開始 第一園芸2025年4月24日
-
果実のフードロス削減・農家支援「氷結mottainaiプロジェクト」企業横断型に進化 キリン2025年4月24日
-
わさびの大規模植物工場で栽培技術開発 海外市場に向けて生産体制構築へ NEXTAGE2025年4月24日
-
サラダクラブ「Grower of Salad Club 2025」最優秀賞6産地を表彰2025年4月24日
-
22世紀の食や農業の未来に「あったらいいな」を募集第三回「未来エッセイ2101」AFJ2025年4月24日
-
「第75回全国植樹祭」記念「狭山茶ばうむ」など ローソンから発売 埼玉県2025年4月24日
-
「20代の野菜不足解消アイデアコンテスト」募集開始 野菜摂取推進プロジェクト2025年4月24日
-
持続可能な食と農へ 農中と農研機構が協定2025年4月23日
-
将来受け手のない農地 約3割 地域計画で判明2025年4月23日
-
ふたつの「米騒動」【小松泰信・地方の眼力】2025年4月23日