中国産米9000トンなど落札−第3回SBS米取引 (11/10) |
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12年度第3回の輸入米特別売買(SBS)が実施され、契約予定数量2万5000トンの全量が落札された。国別でみると米国産がもっとも多く1万1573トン(一般米枠4566トン、砕精米枠7007トン)、ついで中国産が9260トン(一般米枠8428トン、砕精米枠832トン)となっている。 今年度はこれまで3回の取引で合計9万トンが契約された。そのうちもっとも多いのは中国産米で3万8766トン。ついで米国産米の3万3730トンとなっている。一般米枠の輸入量は3回合計で7万635トン。国別にみると中国産が3万5970トンと過半を占め、米国産2万963トン、オーストラリア産1万2878トンの順。主食用に回ることが多いとされるSBS米だが、中国産米の人気が高まっていることがこの数字から伺える。 今回の取引では、売り渡し価格が上昇した。中国産うるち精米短粒種は、1トン25万2443円で第1回(25万471円)、第2回(22万9872円)の水準を上回った。この傾向は米国産、オーストラリア産でも同様で、前回、米国産うるち精米短粒種は1トン24万7490円だったが今回は26万1964円と跳ね上がった。また、オーストラリア産うるち精米短粒種も前回は24万4620円だったが、根気は26万3027円の上昇した。 今年度のSBS米取引は年度内にあと1回実施され、4回合計で12万トンの取引量が予定されている。 ( 関連記事: 中国産米が過半を占める−第2回輸入米SBS入札(8/29)
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