三菱樹脂のグループ会社であるＭＫＶプラテック、丸井加工、アグリドリームの３社が７月１日付で統合し、ＭＫＶドリーム株式会社としてスタートする。
　農ビ、農ＰＯ、農ポリなどの被覆資材や施設資材の製造販売のほか、養液栽培システム「ナッパーランド」や閉鎖型苗生産装置「苗テラス」などの栽培システム、生分解性マルチフィルムの開発、などが主な事業となる。
　代表取締役社長には三菱樹脂理事農業資材部長の荻原勝年氏が就任する。
　本社は東京都中央区日本橋本石町１-２-２、営業拠点は全国７か所、製造・開発拠点は筑波生産センター（茨城県牛久市）守谷生産センター（茨城県つくばみらい市）開発センター（愛知県名古屋市）の３か所。売上高は21年度見込みで180億円になる。

（写真左上：荻原勝年会長）
【略歴】（おぎわら・かつとし）1953年1月24日、東京都出身。一橋大学社会学部卒。76年三菱化成工業入社、00年三菱化学北海道支店長、04年ＭＫＶプラテック営業部大阪支店長、07年丸井加工取締役社長、和田油化農材取締役社長、08年アグリドリーム取締役社長、09年ＭＫＶプラテック取締役社長、三菱樹脂理事農業資材部長

（関連記事）