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【クミアイ化学工業】
第2四半期決算、増収増益で推移  クミアイ化学工業

 クミアイ化学工業は6月8日、増収増益となる同社グループの第2四半期決算を発表した。国内における水稲用除草剤などの新規剤の市場投入、海外における棉用除草剤などの伸長が好決算を後押した。

 売上高は271億1600万円(前年同期比15億3600万円、6.0%)の増となった。
 損益面では、売上高が増加したことなどにより、営業利益23億1500万円(同2億1500万円、10.2%)増、経常利益27億3600万円(同2億3800万円、9.5%)増となった。四半期純利益は17億3200万円(同1億2900万円、8.0%)増となっている。
 国内では、新たに市場投入した水稲用除草剤「ピリミスルファン剤」、同箱処理剤「イソチアニル剤」、園芸用殺虫剤「コルト」が大きく伸長し、前年同期を上回った。
 海外では、棉用除草剤「ステイプル」が米国、ブラジルで作付面積の増加が続いたことから大きく伸長し、直播水稲用除草剤「ノミニー」もインド、フィリピンなどのアジアで顕著な動きを見せ、前年を上回った。

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