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【アグロ カネショウ】
福島工場操業停止の影響 業績予想を下方修正  アグロ カネショウ

 アグロ カネショウは11月7日、平成23年12月期通期連結業績予想を下方修正した。同社の生産拠点である福島工場が福島第一原発の3km圏内にあり立ち入り禁止区域に指定されているため、大きな被害を被っていることが主な要因。

 同社の業績予想は前回発表(23年2月)に比べて、売上高で17億円減の113億円、営業利益は1億5000万円減の11億5000万円、経常利益は1億1000万円減の11億5000万円、当期純損益は、13億6400万円減で5億6400万円の損失、1株あたり当期純損益は前回予想が63.34円の利益を見込んでいたのに対し、44.66円の損失となった。
 福島工場は同社の生産の4割以上を担う拠点施設で、平成20年12月に完成した。
 工場の操業停止について同社は11月4日、東京電力に対し3月11日から8月31日までに発生した営業損害に対する損害賠償請求を行った。9月以降の損害についても引き続き損害賠償請求を行う予定。賠償請求額については未公表。


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