売上高は307億5000万円で前期比4.8%増だった。国内では九州地区で売上が伸び243億9800万円で同5.7%増、海外では欧州、中南米で伸びて63億5100万円で同1.6%増だった。利益面では固定費削減が功奏し、大幅な増益となった。営業利益は15億4200万円で同42.3%増、経常利益は11億9800万円で同52.3%増、当期純利益は5億4100万円で同11.0%増、1株あたり当期純利益は10.86円だった。
セグメント別売上高は、農林業用機械は、高性能防除機が減ったもののチェーンソーやバッテリー式の動力噴霧器などの新製品が好調で227億400万円と同2.4%増の微増だったが、工業用機械は工業用ポンプ、洗浄機が好調で51億9000万円で同16.0%増と大きくのびた。
来年度の業績予想は、国内での原発事故に起因する農作物の放射能汚染や風評被害などの影響、海外では欧州の金融不安などにより厳しい見通しで今期に比べて減収減益を予想した。売上高は307億円、営業利益は12億5000万円、経常利益は8億5000万円、当期純利益は5億円の見込み。
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