アグリビジネス

アグリビジネス

一覧に戻る

【緑の安全推進協会】
ゴルフ場・緑地向け農薬出荷減る  緑安協

 緑の安全推進協会は11月15日、平成23農薬年度ゴルフ場・緑地向け農薬出荷実績の集計結果を発表した(報告は34社)。数量は6371t・klで前年比116t・kl(1.8%)減、金額は244億6600万円で同9100万円(0.4%)減と数量・金額ともに減少した。

 種別でみると、除草剤は緑地用途が大きく減ったため数量4145t・klで前年比3.3%減、金額118億4700万円で同2.7%減と、ともに落ち込んだ。
 殺虫剤は数量1092t・klで同5%増だったが、金額は56億2300万円で同2.1%減だった。
 殺菌剤は数量887t・klで同3.5%増、金額60億1600万円で同8.5%増とともに伸びた。種類別で出荷金額が前年より増えたのは殺菌剤だけだった。
 植調剤、農薬肥料は、数量・金額ともに前年比減だった。
 用途別では、芝が数量2787t・klで同0.2%増、金額179億6200万円で同0.5%増と、ともに微増となった。緑地向けは、数量3112t・klで同5.1%減、金額29億2800万円で同4.5%減と大きく落ち込んだ。


(関連記事)

事業計画・方針を大幅見直し  安全協が全国集会(2011.11.17)

緑の安全管理士は2833人に 福林氏を副会長に選任  緑の安全推進協会が総会(2011.05.30)

(2011.11.30)