クボタは創業以来、水関連事業を展開しており、安全な水の供給、水資源の再生、水環境の改善などに取り組んでおり、国内外での同事業の推進と基盤強化をめざしている。
富士化水工業は昭和32年創業で資本金4億9000万円。産業排水処理、排ガス処理、土壌浄化など環境エンジニアリング事業を中心に、全国8か所と海外では台湾、マレーシア、フィリピンなどアジアの7カ国に拠点を持つ。
クボタは11月30日付で、中国での事業を除く同社の全事業を継承する新会社の株式を100%取得する。この事業買収によるクボタの連結業績への影響は軽微としている。
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