井関農機の恒例行事である「さなえ全国子ども図画コンクール」は、今年で17回目の開催となった。今回は「農業で働く家族」をテーマに募集した。
同社は食料自給率向上で日本農業を応援する「FOOD ACTION NIPPON」や、家族で食べるご飯を大切にする「みんなでごはん」キャンペーンの推進パートナーにも登録している。
審査公表に先立ち、菊池営業本部長(写真)は「日本農業を誰が支えていくのか、農家に生まれ育ったお子さんたちが農業を担っていくのが一番良いと考え、これまでやってきた」とコンクールの趣旨を説明。作品には子どもたちの素直な感性で農作業が表現されており、全体にレベルが上がってきていると述べた。
全国最優秀賞には、北海道・東北地区から小学4年の星野夏生(ほしのなつみ)さんの作品「おばあちゃんのトマト」が選ばれた。
全国優秀賞には関西地区の岡田渉希(おかだあゆき)くんをはじめ5名が、全国特別賞には各地区から10名が受賞した。
(写真)
全国最優秀賞・星野夏生さんの作品
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