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【住友化学】
基礎化学、石油化学が落ち込み大幅減益  住友化学が第2四半期決算

 住友化学は10月31日、平成25年3月期第2四半期決算を発表した。合成繊維、メタアクリル、アルミニウムなどの基礎化学と石油化学が大きく落ち込み、利益面は前年同期に比べて5割以上の減少となった。

 同期の売上高は9614億円で前年同期に比べて4%減だが、営業利益は245億円で同55%減、経常利益も189億円で同61%減、当期純損益は131億円の損失と大きく落ち込んだ。
 事業別利益では基礎化学が26億円損失、石油化学が2億円損失だった。
 健康・農業関連事業は、売上高が同187億円減の1198億円、営業利益が同71億円減の77億円だった。海外での除草剤の出荷は好調だったが、オリセットネット(蚊帳)や医薬化学品の出荷減少、メチオニン(飼料添加物)の市況の軟化などが影響した。
 この半期決算を受けて通期の業績予想を次のように下方修正した。売上高は当初予想に比べて300億円減の2兆200億円、営業利益は1億5000万円減の6億5000万円、経常利益は1億3000万円減の7億5000万円、当期純利益は2億円減の1億円。1株あたりの当期純利益は6.12円になる見込み。


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