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【住友化学】
米国でポストハーベスト事業強化  住友化学

 住友化学は12月20日、米国でポストハーベスト剤の販売などを行うPace International(本社:ワシントン州、ペース社)を完全子会社化すると発表した。

 ペース社は米国の果樹・野菜農家を中心に、殺菌剤、鮮度保持剤、コーティング剤などのポストハーベスト剤を販売している。
 住友化学では、農作物の貯蔵・流通段階で品質を保持するポストハーベスト剤は「安全性が高く食味の良い収穫物の安定的な供給に寄与する」として、市場の伸びを見込んでいる。将来的にはペース社と共同でのポストハーベスト剤の改良・開発にも取り組む予定だ。
 住友化学は米国の100%子会社を通じて、すでにペース社の株式を25%所有していたが、今回さらに75%の株式を追加取得し完全子会社化する。


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