「名実ともに世の中に認知されたことを誇りに思います。今回の受賞を機に、環境保全や食の安全・安心に対する意識をいっそう高めていきたい」という。同社5名が、さきの民間部門農林水産研究開発功績者表彰で農林水産技術情報協会理事長賞の栄誉に輝き、代表して表彰式に臨んだ。功績名は、『イネ種子伝染性病害用微生物農薬エコホープ剤の開発と普及』。受賞は、環境負荷の少ないイネ種子伝染性病害防除製剤として、化学農薬に匹敵する微生物農薬を開発したことに加え、従来の微生物農薬が抱えていた効果が緩慢、対象病害虫が限られるなどの課題を解決したことが高く評価されたもので、微生物農薬の開発とその利用に新境地を拓いた(関連記事その1、その2)。