「赤提灯の店と緑提灯の店が並んでいたら、ためらわずに緑提灯の店に入ること」だけを義務とする「緑提灯応援隊」の隊員。応援隊は日本の農林水産物をこよなく愛でる“粋なお客”の集まりだ。隊員数は現在全国で7000人以上いる。「応援隊といっても組織ではなく、隊長もいないし、会費もとらない。店のファン・常連客ならだれでも入れる」という。
緑提灯発起人の丸山清明さんの飲み友だちで農水省職員だったが、定年退職後、ボランティアで緑提灯の事務局を引き受けた。「暇だから楽しくやっています」とさわやかに話す。全国の隊員たちは、赤提灯の店で国産食材50%への挑戦を勧めたり、店の常連に隊員になるよう勧めたりしたりしている。 (関連記事)