「日本では農地の隣接地が住宅地ということも多い。かといって無農薬栽培は現実的なのか、それで農業経営が成り立つのかといった問題の指摘もある。そうした背景のもと、農業で課題となっていることに対するひとつの『ポジティブな解』が微生物防除剤ではないか」と語った。
「人口の減少と高齢化により、農産物のみならず大量生産、大量消費はニーズの中心ではなくなるだろう。一方で安い中国などからの農産物輸入もあり、それに対して安全で品質のいいものを提供するのが日本農業のあり方ではないか」とも。営農指導員に対して『点から面』への展開を期待し、第2ステージに入った協議会活動を牽引する。【関連記事】