「落花生は農商工連携のさきがけだ」と力説する。「まず生では食べられないから、さまざまな業者と連携しなくては生産も販売もできない。そのため古くから契約栽培など加工業者と一体になった産地づくり、販売戦略などに取り組んできた」という。
15年ほど前から品種改良に取り組んだ超大粒の「おおまさり」は今年市販を始めたところ、非常に大きくまた茹でるとおいしいとホテルなどとも取り引きしている。落花生のカラを住宅の壁材に使用する業者もいて連携は多岐にわたっている。
落花生のほかにも、富里市が先駆的である理由などについても語った。
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