同社は昭和25年、水稲除草剤の草分けともなった「2,4-D」を米国より業界に先駆け導入し、薬剤除草という画期的な局面を切り拓いた。以降、農薬の研究・開発・生産・販売を通じて、国際的な農薬企業として業容拡大を目指してきたが、畑作・園芸分野は一定の地位を残してきたものの、こと水稲分野は十分ではなかった。本剤の市場展開を契機に、「大きく変貌しようとしている農業情勢を真摯に受け止め、農薬事業の再構築に向けて、全社をあげて取り組んでいく」という。
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「水稲分野への参入は久々。本シリーズの市場展開により、石原農薬の原点への回帰をはかるとともに、水稲分野の再構築をはかりたい」と2月19日、都内のホテルで開いた新規水稲除草剤「フルセトスルフロン剤」の上市記念パーティで語った。
同社は昭和25年、水稲除草剤の草分けともなった「2,4-D」を米国より業界に先駆け導入し、薬剤除草という画期的な局面を切り拓いた。以降、農薬の研究・開発・生産・販売を通じて、国際的な農薬企業として業容拡大を目指してきたが、畑作・園芸分野は一定の地位を残してきたものの、こと水稲分野は十分ではなかった。本剤の市場展開を契機に、「大きく変貌しようとしている農業情勢を真摯に受け止め、農薬事業の再構築に向けて、全社をあげて取り組んでいく」という。
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(2010.02.26)