19世紀なかばのアイルランドで起きたジャガイモ飢饉の悲惨な状況を話し「基幹作物の輸入依存は危険」と強調。
また海外農産物にはトレーサビリティなどのルールはなく、自由化のもとで大規模農業や多国籍企業に打ち勝つことが難しくなっていると指摘。「フリートレード(自由貿易)は生産を減らす。フェアトレード(公正な貿易)は生産を増やす。この常識をWTOに持ち込むよう政治に問いかけ続ける必要がある」と呼びかけた。
(関連記事)
JA全中は欧州、米国の農業団体代表を招いて3月18日、都内で国際シンポジウムを開催し、自由貿易一辺倒ではなく、農業の持続が可能となるルールづくりが急務となっていることをアピールした共同宣言を採択した。
19世紀なかばのアイルランドで起きたジャガイモ飢饉の悲惨な状況を話し「基幹作物の輸入依存は危険」と強調。
また海外農産物にはトレーサビリティなどのルールはなく、自由化のもとで大規模農業や多国籍企業に打ち勝つことが難しくなっていると指摘。「フリートレード(自由貿易)は生産を減らす。フェアトレード(公正な貿易)は生産を増やす。この常識をWTOに持ち込むよう政治に問いかけ続ける必要がある」と呼びかけた。
(関連記事)
(2010.04.27)