「Nツアー職員だった時、あぐりスクールの仕事を見てぜひ手伝いたいと思った。Nツアーとしてはバスを出すだけで、宿泊もせず、昼食も摂らないので、ほとんど儲けにはならないが、お世話できたことで感動してはまってしまった」と、農協観光を辞めてJAに入った経緯も交えて話した。
参加した子どもたちについては「小学生ぐらいの子どもは30分も同じバスに乗れば、すぐ友達になる。場所を与えれば子どもたちは遊ぶし、仲良くなれる」と述べ、「これからもこの活動を続けて、色んな展開をみせてほしい」と今後に期待を寄せた。
(シリーズ 地域の絆と命とくらしを守るため 新たな協同のあり方を探る 第1回 食農教育で地域社会を創る)