「果実はバブル崩壊からデフレ期の消費不況で高級品需要の崩壊、輸入による大衆品の価格低迷で厳しい経営を強いられることになった。
苦境から脱却するためには、多様な需要構成と一致した価格・品質の提供、多様な商品構成に基づく総合的な販売数量と金額が確保が求められる。
また、量販店の低価格戦略に巻き込まれず、消費者ニーズに適合した商品構成を実現する必要もある」として産地が他産地と差別化するために行っている工夫などを交えながら「産地自ら販売力をつけることが大事だ」と語った。
(農業協同組合研究会 第5回現地シンポジウム)