勉強会のテキストはP.ドラッカーだ。「協同組合理念とは必ずしも合わないかもしれないが、組織、人材、経営といったことを考え、自分で考え判断できる職員、強い職員をつくることがこれからのJAに求められていると思う。当面の課題は10年後のJAをどうしたいのか、です」と話す。
今後の課題は単に三ヶ日みかんではなくて、三ヶ日地域ブランドを作らなければいけないということ。地域を多くの人に理解してもらい、農産物も支持してもらうことだという。
若い職員と組合員とともに考え、事業としてめざしているのが、みかんにとどまらず「三ヶ日という地域自体をブランド化する」こと。勉強会はそのための「人づくり」だと考えている。