「地方自治体や地域コミュニティでは、女性のパワーや突進力を活かした事例をよく見るが、JAはなかなか経営に取り入れていない。女性管理職は増えてきているが、まだまだ男性優位だ」との現状認識に立ち、「閉塞感のある時代だからこそ、女性的な知恵や感性を発揮してJAを活性化するべきだ」と提言した。
欧米では民間企業のリーダーに、「女性的な価値感」を求めているという。というのも、女性の方が男性よりも仕事に積極的で、どんなことにも真面目に取り組み、アイディアでも男性より柔軟・寛容・実用的だからだ。「女性目線の取り組みは、経営面で必ずプラスになる」と断言する。
(新世紀JA研究会第9回セミナー in JAにじ)