昨年に続き2回目となるJA全青協の手づくり料理コンテスト。今年のテーマは「大切な人のために作るお弁当」だった。
木下さんは、受賞した作品を「いつも自分のために働いてくれる家族、とくに両親に送るお弁当」だと紹介した。「農作業とともにパティシエとしてもお店をきりもりしていく上で、家族の存在はとても大切。いつまでも元気に長生きしてもらいたい」との思いを込めてつくった。
お弁当は、緑茶をまぶした「緑茶ごはん」、イノシシ肉を使った「しいたけの肉詰め」、「ヤマメの甘露煮」、「レタスのごまあえ」、豊岡産のえび芋を使った「大学いも・にんじん」と鮮やかな彩り。しいたけの肉詰めは、一般参加者を交えた試食会でも「一番おいしい」と大好評だった。
優勝した「北遠みのり弁当」は12月15日〜17日の3日間、毎日11時30分から東京・大手町のJAビル4階「農業・農村ギャラリー」内の食のコーナー「旬」で販売される。1日30食限定。