兼業農家に嫁ぎ、跡継ぎとなったことで夫婦で専業農家になることを決意した。農業を全く知らず不安だった玉置さんを救ったのは小学生のころ友人の家で見たことのある『家の光』だったという。情熱を持って農業に取り組む記事を見て自分も農業への思いに火がともった。
近所の農家と花き栽培に注目し、栽培だけでなく楽しもうと『家の光』を見ながらフラワーアレンジメントを独学。家の光講師としてフラワーアレンジメントを教える立場にもなった。
平成10年のJA合併を機に県内初の女性理事に就任し女性生産者が栽培を始めたゴーヤに着目して立ち上げた生産部会は、4年で売上げ1億円を突破し女性の経済的地位の向上に貢献するまでとなった。
また、地域の子どもたちに何かしたいと小・中学校でフラワーアレンジメント教室を開いたり、都市と農村の交流を深めようと都会の親子を対象に企画した収穫とフラワーアレンジメント体験は反響を得ている。