牟田氏は昭和48年10月26日生まれの37歳。平成8年に就農し、同年JAさが佐城青年部に入部した。水稲6ha、麦13ha、大豆10ha、タマネギ2haを経営している。
昨年、1年間副会長として活動したが、「現場の意見が国政の場に反映されていないことを改めて認識し、青年部として大きく声をあげていかなければいけない時期に来ている」と感じたという。その中で昨年、盟友1人ひとりの声を集めてつくる「ポリシーブック」の作成をモデル事業として北海道で行ったが、今年はこれを全国展開する予定だ。今年からスタートする新中期3カ年計画でも、ポリシーブックの作成・活用を第1に掲げている。
今年はその初年度として、家の光協会が発行する『地上』との連携や、作成支援、報告活動など3つの専門部会の設置をすすめ、7月に単組版、10月に都道府県版、24年1月に全国版をそれぞれ完成させる予定だ。
「盟友1人ひとりの大きな願いを叶えるため、青年部の力を発揮したい」と抱負を述べた。
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