遠藤氏が副会長に立候補したのは、「地域社会で農業が大切であることを、組織としてではなく、農業者として考え、行動できる組織をつくりたい」と思ったから。盟友が知恵を出し合い、行動力と発信力を手にすることで、「我々と共感できる、さまざまな人々と共生していくことが必要だ」と考えている。
奇しくも原発事故の被災地を代表する形になったが、「現場には、まだまだ全国に伝えきれていない声がある。こういう時だからこそ、届けきれない声を伝えていきたい」という。震災からの復興については、「次世代へ農業を引き継げるようなカタチにしたい」と目標を語った。
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