「このイベントをきっかけにして、日本人の多くにパラグアイについて知ってもらいたい」という後藤会長。セレモニーではパラグアイの農協の現状について簡単に紹介した。
同国にはドイツ系、ブラジル系など外国からの移民がつくる農協が幾つもあるが、日系人の組織する農協は5つあり、合計で組合員数約440人、経営面積5万5000haになるという。このうち都市近郊にある1農協は野菜中心だが、そのほか4農協は大豆中心で、同国の年間大豆生産量800万tのうち、15万tは日系農協が生産しているという。
後藤会長は、JA全中をはじめ多くの人材を送り込んでいるJICAなど各関係団体にお礼を述べ、イベントの盛会を祝った。