平常時に地域の農業・農村が持っている資源を検証・評価して地域力をつけ、JA間の連携が大切だとして「災害はなくても農業生産は天候に大きく左右されるため、フードライフラインづくりにはネットワークも大事。そうした価値の共有化をJAがコーディネートすることが重要な機能であり仕事」だとして「こういう震災があった後の組合員の拡大とは、農業や農村を維持してきたみなさんが本当にリーダーシップをとって復旧・復興に向けて動くんだということをコミュニティに向けてプレゼンテーションできるかどうか、ということ」と述べた。
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