「第四次農業振興計画」は全農家からアンケート調査を実施し、その意見を取り入れて作成。「販売戦略の構築」が求められていることを知り、それがJAいわて中央JAブランド、「食農立国」の立ち上げにつながった。
また、自主的な参加でJAと一体となった活動を組合員に進めてもらうため、管内すべての集落に農家組合を組織した。農家組合には営農部と生活部を設け、営農と健康・生活文化の両面から活動できている。
藤尾組合長は「岩手県のJAは経営が厳しい状態だが組合員との信頼関係が一番大切だと感じている。JA参加・参画を促していくためには、単なるトップダウンだけでは組合員はついてこない。組合員との対話を重視しきずなを強めることが大事だ」と教育文化活動の重要性を強調した。