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【JAいわみ中央代表理事組合長】
本田 誠次 氏

 (社)家の光協会と家の光文化賞農協懇話会が8月に開いた「家の光文化賞JAトップフォーラム2011」で組合員との"きずな"を大切にした事業展開を実践報告した。

 「組合員に理解されて初めて事業が前に進む、組合員と役職員が絆をもたなければいけない」との考えを役職員に訴えてきた。
 「組合員の農協離れとよく言われるが、そうではなく、農協が利益を求めるあまり数値だけを追いかけ組合員離れをしてきたのではないか。これを正すのは教育文化活動による職員、組合員教育だ」と強調し、“組合員と役職員が一体となって運動を前に進めるんだ”という思いから、昨年の総代会で要領などにある「推進」という言葉をすべて「運動」に変えた。「推進」は相手の共感を覚えずした行動であって「運動」は相手の理解を得たうえでの行動だという理由からだ。
 そのほか組合員や地域住民との絆づくりを考えた取り組みを語った。

(関連記事 地域の「核」となるJAをめざして 家の光文化賞JAトップフォーラム2011 )

(2011.09.14)