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【JA松本ハイランド代表理事組合長】
伊藤 茂 氏

 「大規模な担い手も、中山間地の小規模の組合員も、みんなが元気を出して農業ができるよう、しっかりした指導体制や施設などの整備をすすめたい」と、JAに期待されている役割について述べた。

 JA松本ハイランドが今年4月に竣工した「広域ライスセンター和田」は、日本で初めて籾ガラを燃やした熱で乾燥させるシステムを導入した。
 これについて伊藤組合長は、「福島の原発事故が起きてエネルギー政策が注目される中、地域にすでにある資源を有効活用し、地域循環型農業のモデルとなる施設ができたのは非常に大きな意味があるし、他のJAのモデルになれば嬉しい」と述べ、組合員にとってもエネルギーや環境保全に対する意識改革のきっかけになってほしいと期待した。


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(2011.11.18)