同アンケートは例年この時期に行っており、今年で11回目。市町村やJAと、地域生協が選ぶニュースを分類して発表している。
市町村やJAが選ぶニュースでは1位が「民主党総選挙圧勝」、2位が「農地法改正」、3位が「事業仕分け」で、すべて7割以上の高い支持を集めた一方、4位「耕作放棄地28.4万ha」は支持率4割以下で、5位「中山間地域等直接支払い制度継続」は3割を切るなど、上位3件のニュースに大きな注目が集まった。
地域生協が選ぶニュースは、1位が「農地法改正」、2位が「水田フル活用対策進む」、3位が「新たな食料・農業・農村基本計画の策定進む」となった。例年、地域生協は食の安全問題などを選ぶ傾向が強かったが、今年は8位に「米トレーサビリティ法成立」が入った以外は農政関連のニュースが上位を独占した。一般消費者の間でも、農政や生産現場への注目が高まっていることを印象づけた。
(昨年の10大ニュースはコチラから)