ユーコープ事業連合は、昨年から飼料用米を活用した商品を通じて、休耕田の有効活用による食料自給率向上を応援する取り組みを行ってきている(※)。
昨年12月下旬からは、飼料用米を配合した飼料を給餌した産地指定豚肉「茶美豚」、産地指定鶏肉「はぐくみ鶏」の販売を開始した。さらに1月18日からは飼料用米給餌の鶏卵「味菜卵」の発売を開始する。
これらの飼料に使われる飼料用米は、岩手県・秋田県など5県約300haで作付けされ、その収穫量は約834トンだという。
ユーコープ事業連合では、今後も飼料用米の拡大を検討していくことにしている。
(写真)
上:味菜卵(あじさいらん):魚粉など動物性飼料を使用せず、植物性飼料のみを使用した卵
下:はぐくみ鶏:佐賀県と岩手県の特定農家の生産に限定した鶏肉(左)、茶美豚(チャーミーポーク):鹿児島・岩手・茨城の特定農家での生産に限定した豚肉。カテキンやさつまいも・キャッサバ・大麦を配合した専用飼料をベースに飼料用米をあわせて給餌(右)
※関連記事