今年が2回目の開催となる表彰には全国のJA店舗や都道府県信連などから約240人が参加した。
表彰は平成21年4月から22年3月の期間でJAカード総発券枚数と一体型カード発券枚数上位各20店舗に「農林中央金庫特別賞」が、各県域から推薦のあった6店舗のうち上位2店舗に「都道府県優秀賞」が贈られた。式では優良事例として、JAカード総発券枚数と一体型カード発券枚数でトップの実績をあげたJA山形おきたま川西支店(山形県)の佐藤貞夫支店長と、JAおおいた宇佐支店の中野正信金融共済部長が支店での取り組みについて発表した。(詳細記事はこちら)
池上有介常務理事はあいさつで、JAカード推進のテーマは▽キャッシュカードのIC化を入り口に一体型カードを優先的に推進しメインカード口座を増やしていくこと、▽ICカード発行手数料やATM利用手数料の無料化拡大で顧客満足を高めることが「2本柱だ」として「JAカード推進がJAバンク中期戦略実践のうえで重要なテーマとなることは間違いない」と今後の発展に期待を述べた。
来賓の三菱UFJニコスの片山健副社長は「順調にカードの発券枚数が伸びているのは表彰者をはじめJAバンクの努力のたまもの」と感謝を述べ「JAカードを重点商品のひとつと位置付けることが生活メインバンクへの入り口の有効手段。今後もより使われる地元No.1のカードにしていきたい」と語った。
表彰式にはJAバンクのCMなどに出演している和久井映見さんがゲストとして登場し、表彰者を祝福した。
(写真)「農林中央金庫特別賞」を受賞したJA山形おきたま川西支店の佐藤貞夫支店長