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今こそやらねばならない「教育・学習活動」  家の光文化賞農協懇話会の「懸賞論文」最優秀賞 越野浩昭氏(JAくにびき)

 (社)家の光協会と家の光文化賞農協懇話会主催で8月2〜3日に都内で開かれた「家の光文化賞JAトップフォーラム2010」。
 家の光文化賞農協懇話会の「懸賞論文」最優秀賞を受賞したJAくにびき(島根県)越野浩昭・ふれあい課長を紹介する。

JAくにびき(島根県)越野浩昭・ふれあい課長 家の光文化賞農協懇話会(会長:木村春雄JA宮城中央会会長)がJA役職員個人を対象に「あるべきJA像」を提言してもらおうと募集している今年(第3回)の「懸賞論文」で最優秀賞を受賞。タイトルは「今こそやらねばならないこと」。
 JAで教育文化活動が「阻害されている要因」を自問自答、協同活動を進めます、と唱和はするものの地に足がついていない意識と職場環境、単年度黒字化という“十字架”による部門別経営の徹底、前年踏襲型の事業展開などのほか、「教育文化活動費」といった費目がないため「あいまいなままで事業を捉える」ことになったなどと分析した。
 そのうえで「今やらねばならないこと」として組合員向けの「協同組合講座」の開設や、役職員向けの「教育文化活動ニュース」の定期発行、JA内部に「教育文化活動推進委員会」を設置し、部門間を横断した組合員サービスなどの開発にも取り組みたいなどと構想を述べている。
 論文では協同組合運動はその源流から「人と人とを結びつける」教育、文化が大事な要素と強調、「人々による自主的な取り組み」として教育文化活動が取り組まれるよう職員としての決意を記している。
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(2010.09.14)