今回で12回目となるアンケートは、自治体・JA・地域生協のトップ層を対象に、農業・農政への意識調査として行っている。
10大ニュースは同センターがあらかじめ選定した22項目のニュースのうち、各回答者が選んだ重要度の高い3項目を集計し決定した。
第1位は「TPP参加検討表明」、2位は「口蹄疫の発生」、第3位は「戸別所得補償モデル対策の開始」となった。
今年の特徴は各団体とも上位項目がほぼ同一だったことだ。例年、生協と市町村・JAとの上位項目には大きな違いがあったが、今回はすべての団体がTPPを1位に選んだ。
TPPや口蹄疫、第4位の「猛暑」などはマスコミでも大きく取り上げられたことから、国民共通の重大ニュースだったといえる。