農政・農協ニュース

農政・農協ニュース

一覧に戻る

TPP断固反対! 1000人以上の青年農業者が東京都心でデモ行進

 JA全青協は2月15、16日の2日間、東京・千代田区の日比谷公会堂で第57回JA全国青年大会を開き、全国から1300人以上の盟友が集結。大会後にはTPP断固反対を訴え、デモ行進を行った。

TPP断固反対を訴える全青協役員ら(写真)
TPP断固反対を訴える全青協役員ら

外務省前(奥)では有志が抗議の座り込みをした デモ行進は日比谷公会堂から霞ヶ関を通り、お昼休みのサラリーマンや買い物客などで賑わう新橋周辺を回って1時間ほど都心を練り歩いた。
 4台のトラクターに先導される形で、横断幕やのぼりのほか、ダイコン、ネギ、ニンジンなど農産物を掲げて、「日本の農業と子どもたちの未来の食を守るため、貿易自由化は断固反対!」「TPPは農業だけの問題ではありません。みなさん、一緒に考えましょう」などと呼びかけた。
 東京都心ではまず見かけないトラクターや、1000人を超す大規模のデモ行進が手に手に野菜を掲げて歩く姿は昼時の都心に大きなインパクトを与えた。通りすがりの人々は「TPPって何が問題なの?」「農家の人たちはぜひがんばってほしい」と、写真を撮ったり声をかけたりするなど興味津々。海外メディアの取材もあった。
横断幕やのぼりでは「ともに考えよう!」と人々に呼びかける内容も JA全青協の牟田天平副会長は「東京の人にTPPってなんなんだ、と興味持ってもらえれば」と手応えを感じていた。

 

(写真)
上:外務省前(奥)では有志が抗議の座り込みをした
下:横断幕やのぼりでは「ともに考えよう!」と人々に呼びかける内容も


TPP特集コーナーはこちらから

第57回JA全国青年大会

(2011.02.16)