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TPP断固反対を訴える全青協役員ら
デモ行進は日比谷公会堂から霞ヶ関を通り、お昼休みのサラリーマンや買い物客などで賑わう新橋周辺を回って1時間ほど都心を練り歩いた。
4台のトラクターに先導される形で、横断幕やのぼりのほか、ダイコン、ネギ、ニンジンなど農産物を掲げて、「日本の農業と子どもたちの未来の食を守るため、貿易自由化は断固反対!」「TPPは農業だけの問題ではありません。みなさん、一緒に考えましょう」などと呼びかけた。
東京都心ではまず見かけないトラクターや、1000人を超す大規模のデモ行進が手に手に野菜を掲げて歩く姿は昼時の都心に大きなインパクトを与えた。通りすがりの人々は「TPPって何が問題なの?」「農家の人たちはぜひがんばってほしい」と、写真を撮ったり声をかけたりするなど興味津々。海外メディアの取材もあった。
JA全青協の牟田天平副会長は「東京の人にTPPってなんなんだ、と興味持ってもらえれば」と手応えを感じていた。
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上:外務省前(奥)では有志が抗議の座り込みをした
下:横断幕やのぼりでは「ともに考えよう!」と人々に呼びかける内容も