グランパファームはレタスなどの葉菜類をハウスで生産する農業法人。今回、生産効率が2倍になる新型ドームハウスを独自開発した。先進的な植物工場として収益性向上と省力化をめざしている。
公庫の資本的劣後ローンは、新規性・チャレンジ性の高い農林水産事業を行う法人を支援するもので、出資に近い融資制度。21年2月から始めて今回で28例目。公庫では「今後も新たなチャレンジへの融資をすすめ、その先進的取り組みを広報していきたい」(農林水産事業本部)としている。
(関連記事)
・農業協同組合研究会 第10回シンポジウム inJAはだの(神奈川県)
・【レポート】活発になる民間金融機関の農業投融資 農政ジャーナリスト 鈴木俊彦(2011.04.26)
・22年景況は過去最低 日本政策金融公庫が農業景況調査(2011.03.31)
・21年度は10件のチャレンジ事業を支援 政策公庫の資本的劣後ローン実績(2010.06.03)