講座は「震災復興のまちづくり」と「農村地域の経済と社会を見る目」の2講座。
「震災復興のまちづくり」は1年間の講座で「東北の新たな食の流通文化を創造しよう」をテーマに、受講生が気仙沼関係者と実行委員会を立ち上げ、現地での実習を通して復興の課題を明らかにし、まちづくりにつながる政策提案をしていく。
「農村地域の経済と社会を見る目」は9月までの半期の講座で、農山村社会の成り立ちや農業政策の展開と現状、協同組合の役割やTPP問題について学ぶ内容。
JA共済連は「震災復興」や「農村社会」を通じて「絆」や「助け合い」の重要性を学ぶ機会を提供できることは有益であるとしており、早稲田大学も農村地域について学ぶ機会が限られている中、農村地域の諸問題を考える機会を提供し、実際に現地で活動を行うことは学生にとっての大きな糧になるとしている。
両講座は国際協同組合年の取り組みの一環として2012国際協同組合年全国実行委員会の後援を受けている。
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