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JAバンク農業金融プランナー、新たにに585名誕生  農林中央金庫

 JAの農業融資担当者などを対象にしたJA系統独自の資格制度である「JAバンク農業金融プランナー」の第2回資格検定試験が2月に実施され、新たに585名のプランナーが誕生した。

 この資格は、多様化・専門化する農業者の金融ニーズに応えることを目的に、担当者が資金相談・経営相談などに関する知識とノウハウの一層の充実を図ることを目的に23年度に創設されたもの。 資格取得の対象者は、農業金融サービスの提供窓口として資金相談・農業経営相談などの役割を担うJAバンク職員を想定している。全国に約1600人いるJAの担い手金融リーダーだけでなく、農業融資担当の信用事業部門職員や営農経済等の職員の受験も期待されている。
 研修内容は▽農業の現状や農地制度などの基礎知識、▽農業経営把握・分析、▽融資審査、経営改善提案、ビジネスマッチングなど農業融資実践など。昨年10月に第1回の検定試験を行っており、今回の資格取得者と合わせて「JAバンク農業金融プランナー」は累計で896名となった。


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